先日の「核兵器禁止条約の調印を求める意見書の提出を求める陳情」について、総務委員会で審議していただき結果がでました。
自分も総務委員会に出席し、陳情の趣旨説明をさせていただきました。

説明の後、大沢ゆたか議員からは賛成の意見表明がありましたが、その他の意見表明や質問等はなく、すぐに採決となりました。その結果、大沢議員や共産党議員を除いては「継続審議」を求める声が多数を占め、ほとんど審議もされないままに「継続審議」となりました。非常に残念な結果ではありますが引き続き尽力してゆこうと存じます。

陳情や請願の取り扱いについて
市民から寄せられる請願・陳情については、手続き上、議員間での審議というものができません。議員ができるのは意見表明、市役所職員や陳情者(請願者)に対する質問のみです。これでは寄せられた請願・陳情に対して全く議論がなされず、ただ賛成反対か継続審議(事実上の棚上げ)の多数決を採るだけで終わってしまいます。市議会はきちんと市民からの声に向き合い、議員同士でも議論を深めてゆくべきだと考えます。陳情・請願に対する扱いについても、今後きちんと議論ができるような制度を検討してゆきたいと思います。