三多摩議員ネットの集まりで、今年1月に開庁したばかりの国分寺市役所を視察しました!

省エネ・再エネやバリアフリー設計はもちろん、職員の自由席、カームダウンルーム(障害や特性のある方が落ち着ける空間)、議会の親子傍聴室など、誰もが過ごしやすい工夫が随所に。

↑2階の窓口スペース、市民の待合場所もとても広々としています。

 

↑カームダウン・クールダウン。障害や特性のある方が落ち着く部屋

 

↑カームダウン・クールダウンの内部

 

↑親子傍聴席。映っているのは山崎さん(羽村市議)

 

↑親子傍聴席を外から見た様子

 

 

 

 

 

特に驚いたのは、災害対策本部。

発災時すぐに動けるよう、担当ごとの机やゼッケンが常に配置され、普段は「開かずの間」として使わないという思い切った備え。
(よほど必要なときは会議室として使うが、使用後はすぐ災害対策本部のしつらえに現状復旧するとのこと)
立川市役所ではなかなか考えにくい贅沢なスペースの使い方で、
「そこまで常設しなくても、機材やレイアウト図を箱にまとめておけば大丈夫では…?」と正直思う部分もありましたが、
“災害時に一秒でも早く動く”という強い意志を感じる備えでした。

立川市役所は築15年。
職員数や業務の増加に伴って、執務スペースや会議室、書類の保管場所が慢性的に足りていないのが現状です。
これまで議会の一般質問でも、フリースペース化やリモートワーク促進などを提案してきましたが、少しずつ改善の兆しも見えてきました。
市役所は“まちの頭脳”であり“非常時の司令塔”でもあり、さらに言えば市民にとっても“憩いの場や安心できる場所“でもあるべきです。
これからも、より使いやすく、安心を支える市役所に向けて、地道に取り組んでいきます。