立川市議会議員の山本ようすけです。
現在、衆議院選挙ですが、この東京21区から立候補している大河原まさこさんは、国会議員でも最も強力に化学物質過敏症の問題に取り組んできた議員のお一人です。
この一点だけをとっても十分応援に値する方だと思っています。
化学物質過敏症については、私が1期目だった4年ほど前に、当事者の方から相談を受けて初めて知りました。
話を聞くと、近所から柔軟剤などの香りが家に入ってきていられなくなり、夜も公園などで過ごしていたが限界だとのこと。
結局しばらくは私の事務所に寝泊まりすることになり、家にすら帰れないという状況でした。
そんな話を聞いて、誰もがある日突然発症する可能性があり、
発症したら服が自由に着れなくなる、食べたいものが食べられなくなる、学校に行けなくなる、仕事を辞めざるを得なくなる、自分の家すら住めなくなる、誰もが当たり前に送れるはずの日常生活がある日突然送れなくなる、そういった可能性もある深刻な問題だと気付かされました。
思い返せば私自身も柔軟剤が苦手(柔軟剤を使った服を着ると痒みがとまらなくなる)で当事者の一人でありました。
その後、X(当時はTwitter)で当事者の声を募ったらかなりのリプライがあり、
21年の6月議会でも、そんな声を紹介しながら事の重大性を議会で取り上げました。
現在は同会派の生活者ネットワークのあべみささんが取り上げてくれています。
しかし、市町村レベルではやはり解決は難しく、
本来的には国レベルでの安全性の担保、さらに言えば物質の規制を定めることが必要で、大河原さんはその先頭に立ってこの問題を取り上げていただきました。
私とこの話をした時にも、「本来なら配慮だとか呼びかけなんかダメ。物質を規制すべきだ」とはっきりおっしゃっていたのを聞いたときには大変心強く感じました。
実際に大河原さんの働きかけで、この問題に対応する省庁連携組織を作ったり、文科省には学校現場での対応についての答弁をさせたりなど、いくつもの実績を上げていますが、まだまだ物質を規制するには程遠い状況…
この問題は、大企業の献金を受けているような政治家には取り組むことは絶対に無理だろうと思います。
この問題一つとっても大河原さんが国会に必要だと感じています。
どうか今少し皆さんのお声や辛さを、大河原まさこさん当選への力に変えていただくよう、お願いします!!