選挙の片付けも一段落したので、趣味でもある美術館や博物館に行って来ました!
ルーヴル美術館展「肖像芸術——人は人をどう表現してきたか」(国立新美術館)
縄文展「縄文-1万年の美の鼓動」(東京国立博物館)
建築の日本展「その遺伝子のもたらすもの」(森美術館)

ルーヴル美術館展の記事はこちら 縄文展の記事はこちら

 

この記事では建築の日本展(https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/japaninarchitecture/index.html)を取り上げたいと思います!
六本木ヒルズ森ビルにある森美術館は、年パスを買うくらい、行く回数が多い美術館です。
夜も遅くまで開館しているので会社員時代は仕事後によく行っていました。

【概要】
いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。
日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。
本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。(いずれもhttps://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/japaninarchitecture/index.html より引用)

 

【感想】
「その遺伝子のもたらすもの」という副題のように、建築を通して、日本人の価値観や自然観等が伝わってくる内容でした。

特に千利休の茶室は谷崎潤一郎の「陰影礼賛」での主張(わかりやすく言えば、日本の建築や芸能、工芸等あらゆるものは陰影がもたらす空気感や薄暗さによって成り立つという感じ)が乏しい理解ながらも少しわかった気がします。薄暗さが醸し出す何とも言えない空気感…
全体としてはなかなか言葉で表現するのは難しい…
実際に足を運んでみることをオススメします!