【映画「チャルカ」を観て】

アイム立川にて日の出の森を支える会が主催する映画「チャルカ」の鑑賞会にお手伝いとして参加させていただきました!「チャルカ」とは「糸車」を意味しており、因果の巡り、すなわち私たちが直面している原発事故も、糸車のように過去の行いが巡り戻ってきていることを表現しています。核のゴミ処分問題に切り込んだドキュメンタリー映画で、廃棄物処分研究施設がある北海道幌延町の隣町で酪農を営む久世さん一家を中心に、フィンランドで建設中の地下処分施設(オンカロ)等を取材し、エネルギーや生き方の在り方について疑問を投げかけていました。

【印象的だった日本とフィンランドの違い】

 フィンランドのオンカロに対する取材も本作の大きな要素でしたが、日本との違いが印象的でした。オンカロに対する考え方は現地においても賛否両論で複雑なものがあったのですが、施設側は丁寧に説明を尽くし、情報公開に対しても非常にオープンなスタンスに見えました。このことは、隠ぺいや改ざんがまかり通る今の日本と非常に対照的でした。