昨日は日本が敗戦した日。
最近はNHKプラスでアジア太平洋戦争の特集がたくさん観られるようになり、合間を縫って番組を観ていました。
一つ一つの番組がすごくて、もう時間さえ許せばそれぞれの番組ごとに感想や紹介の記事を書きたいくらい。
海で眠る遺骨の問題、GHQの報道規制緩和後であっても自主的に原爆の報道を自粛していたこと、原爆開発でウラン鉱石を巡って暗躍した商人、学徒出陣で徴兵された人たちは本当はどう思っていたのか…
アジア太平洋戦争の議論では往々にして誰が悪い、悪くなかったという短絡的な話になりがちだが、実際のところそう簡単に犯人を捜せるものでもなく、また仮に自分が同じ時代に生まれて同じ立場に立たされたら果たして正義の道を貫けるのかと言われると、正直のところ偉そうなことを言えない気もする…
こうした歴史の難しさが、歴史論争を不毛にしがちで、なおかつ奥深いところでもある。
歴史を学ぶことの大切さ、また歴史記録をきちんと残すことの大切さを痛感している今日この頃です。