立川市議会議員の山本ようすけです。

昨日、やっと12月議会が終わりましたので、議会報告を少しずつさせていただきます。

11月29日に議会の初日に補正予算の審議がありました。

総額は約6億円、主な内容は「たちかわ子育て応援金」、物価高騰などでの職員給与の増額、公共施設の光熱費上昇の補填、燃やせるごみ専用袋配布事業などです。

財源は子育て応援金やごみ袋配布事業はほとんど国費、職員給料引き上げや光熱費の補填は市税からの負担になります。

主な内容は上記の通りです。

職員給与改定…1億円

市の職員給与は原則として東京都の人事院の勧告に従っています。今回は昨今の物価高騰や、民間との給与水準と比較し、東京都人事院から一般職員の勤勉手当の引き上げ、特別職の期末手当の引き上げなどが勧告され、それに立川市も従って、職員給与の引き上げがなされました。

昨今の物価高騰を考えれば、職員給料を増やすことには一定の理解をするところですが、今回の勧告には、非正規である会計年度任用職員は含まれていません。

非正規職員の待遇を改善せず、私たち議員や市長たちの給料は上げることには賛成できません。

このことから今回の補正予算には反対しました。

 

たちかわ子育て応援金…3.2億円

全ての子育て世帯に対して、18歳以下の子ども1人につき1万円の現金を市独自に支給します。

対象は今年度末までに生まれた0~18歳(高校生相当年齢)まで 約3万1,000人。
立川市から12月分の児童手当を受給する方は12月中にお知らせ通知発送、それ以外の方は令和5年1月上旬に申請書発送予定です。

 

燃やせるごみ専用袋全戸配布事業…0.7億円
市内全世帯に家庭用燃やせるごみ専用袋の全戸無料配布を行います。

対象:住民登録している世帯等約96,000世帯(所得による制限無し)
配布数:1~2人世帯⇒小袋(10リットル)30枚、3人以上世帯⇒小袋(10リットル)60枚(1~2人世帯は月10枚、3人以上世帯は月20枚使用換算で3か月分を想定)
配布時期:令和5年3月頃(地域別に順次発送する方向で調整中)

 

賛否は私の「立憲ネット緑たちかわ」は反対。

都民ファーストや維新の会なども同じ理由で反対をしました。

 

結果は賛成多数となり、可決されましたが、

今後も非正規職員の待遇改善に向けて、働きかけていきます。

 

お読みいただいてありがとうございました!