本日は砂川町へ行き、うどを買ってきました!


ファーマーズセンターみのーれ立川
立川の農産品や様々な特産品が売っています

1. 立川名産!うど!
立川にお住まいの方はよくご存じの通り、うどは立川名産で、都内でも断トツの生産量を誇っています!
立川を代表するお土産として、うどせんべい、うどあられ、うどパイなどもあります!


(出典:立川市ホームページより)

立川で栽培されているうどは「東京うど」というもので、山菜としてのうどとは少し異なります。栽培も実は地下で光の当たらない穴蔵で行い、いわばもやしのように光の当たらない場所で白く育てます。
うどの特徴や栽培、歴史、レシピ等については上記の立川市ホームページにも掲載されておりますので是非ご覧ください!

なお、余談ですが立川市公認になりそこなったゆるキャラ「ウドラ」というのも存在して、公認キャラクター「くるりん」と共に立川市内の随所で見かけます!

2. おいしかった!
さて、うどを買ったのは良いのですが、恥ずかしながら今まで丸ごと一本のうどを調理したことがなく、どの部分が食べられるかすらわかりませんでした…

 

どこを切って食べればいいのか知らないと迷う…

お店の方に聞いてみたら、大体全部食べられるし、そのまま味噌につけるだけでも美味しいとのことだったので、切ってそのまま味噌につけて食べてみました!

 


味噌につけて食べました!

ぱっと見だとごぼうみたいだし繊維質が堅そう…なんて思いましたが実際口にしてみると、ほのかな香りとシャキシャキした歯ごたえ(よく知ってる野菜ではセロリに少し近い気がする)でとても爽やかな口当たりでとてもおいしかったです!

3. うどにまつわる課題
そんなおいしいうどでしたが、うど栽培に関して課題を聞きました。うどの栽培過程において相応の量の不要部分が発生し、従来はそれを畑で火を焚いて焼却していました。一般的に国の「廃掃法」、東京都の「環境確保条例」で野焼きは禁止されていますが、伝統行事、宗教行為にかかわるもの、農林漁業の廃棄物の焼却等については例外規定として認められています。しかし昨今、畑の周辺に住居ができ、そこにお住まいの方から洗濯物へすすが付くことやにおい、灰の飛散、安全性への不安や違法であるとの誤解から苦情が寄せられているとのことでした。現在、農家の方の多くは産業廃棄物として外部で処理しているとのことでしたが、廃棄物の処理コストがかさんでしまう、また立川市のゴミもその分増加することになります。何より同じ地域に住む住民同士でのいがみ合いになりうることが一番のマイナスではないでしょうか。

4. 思いつくアイデア
まだアイデアベースですが、例えば日にちを決めて、「うどのたき火の会」のようなイベントにして地域住民との交流の図れるイベントのようなものにしてしまってはどうかと考えています。誰もが参加できて、たき火をみんなで囲んで焼き芋を作ったり、うど料理をふるまったり、うどのことを色々知ったり…
農家の方にとっては不要部分の焼却ができる、近隣住民の方にとっても楽しいイベントになるのではないでしょうか。また、上手くたき火を習熟すれば、大災害時に安全に火を取り扱う上でも役に立つ他、ガスコンロの火しか普段関わりしかない現代の子どもたちにとっては大変貴重な体験となるのではないかと思います。
これについては今後もっとよくお話を聞き、よく調べ、よく考えていきたいと思います!