立川市議会議員の山本ようすけです。
一昨日から立川市議選が始まり、連日大きな音でお騒がせしています。
こんな大きな音を出して、一体何がしたいの?? そんな疑問にお答えします!
【まずすぐやりたいこと】
↓公選ビラよりダイジェストに
まずは、緊急課題になっている物価高騰に対する提案、これはすぐにでも提案したいと考えていることです。
ちょうど発表されたばかりの共同通信の世論調査でも政府の物価高騰対策について64%が「評価せず」、
そして77%の人が物価の高騰で生活に「打撃」との回答でした。
私自身も生活を送っていて、玉ねぎもジャガイモも高い、電気代も値上がりしていると痛感しています。
特に低所得であるほど年収に対する物価高騰の影響は深刻です。
↓帝国データバンク22年5月調査より、山本が作成
殊に所得の低い世帯に対しての何らかの支援が必要だと感じています。
一義的には物価対策は政府の対応であるべきですが、立川市でも取れる手段はあるはずです。
そこで以下の4つの提案をしています。
1 各家庭へのLED照明への切り替え全額助成
電気代の値上げに対しては全世帯へのLEDの無償提供を提案します。LEDは1個で従来の白熱電球の1/5以下の消費電力で、年間数千円の電気代の節約になります。
気候変動対策を求められている、更に今夏において節電が求められている現状においても、とても時宜にかなった政策と考えています。
予算:立川市は毎年財政黒字、更に100億円近くの財政調整基金(要は貯金)があります。
仮にLED電球1個3000円×立川市の3/4の世帯(9万世帯×3/4)=ほぼ2億円 でできます。
LEDの寿命は10年以上と言われています。LEDに一度変えてしまえば、かなり長期間にわたり、市民は恩恵を被ることができます。
予算規模としても十二分に現実的だと思います。
2 子ども食堂やフードバンクへの支援
私自身、困窮者支援に携わっているNPO法人さんきゅうハウスの理事としてお弁当の炊き出しなどに携わっており、有志の市民によるこうした活動が困窮している人たちにとって大きな助けになっていることを痛感しています
また、子ども食堂は地域の居場所などコミュニティ醸成に、フードバンクは困窮者への食糧支援と同時に食品ロス対策になっています。
市として、立川市産の農産物を買い上げて提供する、あるいは活動に対して公共スペースや助成金の提供など、できることはたくさんあるはずです。
大きなお金をかけなくても、それぞれの子ども食堂は小さな金額だけでも活動には大変大きな支援になります。
また、予算はかけずに例えば、市役所や公共施設、小中学校などの市の施設でフードドライブ(フードバンクの活動で、賞味期限の近い食料品を募る活動)を実施できるように場所を提供するなど、こうした場所の提供をしたり、市の広報紙に子ども食堂の支援やフードバンクの支援を呼び掛けるなどの活動で応援することもできます。
決して大きな予算でなくとも、これで助かる市民活動はたくさんあるはず、それで救われる市民も少なからずいるはずです。
3 公共交通の拡充
政府は原油に対して補助金を出したり、参院選に臨んでガソリン税ゼロまで掲げる政党が出てきました。
ガソリンの高騰対策も必要ですが、ガソリン使用の促進を維持することは、脱炭素社会に逆行してしまいます。
本来であれば自家用車を使わなくても快適に過ごせる生活へ誘導していくことではないでしょうか。
その手段として、公共交通機関の使用を促進すべきだと考えています。
とはいえ、地域のコミュニティバス(くるりんバス)の本数を増やすことも困難、最近では高齢者の方からはバス停に行くのも大変とのお声をいただいており、くるりんバスの拡充だけでは限界が近づいているように思えます。
新しい手段としてオンデマンド交通など新しい移動手段の模索は従前から提案してきました。
オンデマンド交通とはいわゆる乗り合いタクシーのようなもので、運行経路や停留所の場所や運航時刻にとらわれることなく、乗客の行先と要望によって運航を決めることができる、という仕組みです。
既に実現している自治体もあります。
これまでも実現を求めてまいりましたが、これからも求めていきます。
4 困窮者世帯への1万円以上の支援金
非課税世帯などへの1万円以上の給付を提案します。
冒頭に記載したように、生活必需品の高騰で最も影響を受けるのは低所得者で、
年間3~6万円の負担増になると考えられています。
それに見合った給付金、私の他の3つの提案とセットにすれば1万円以上が妥当だと考えます。
以上が私がすぐにでも提案したいことです!
次回は私が4年間かけて取り組みたいことを書いていこうと思います!!
お読みいただきありがとうございました!
立川市議会議員選挙は19日が投票日!
期日前投票も既に始まっています、詳細はこちらの記事で紹介しています!
#立川市議会議員選挙 #選挙に行こう