こんにちは!インターン生の渡邊鼓波です。
3月4日に立川市議会がありました。今回は山本さんが質問として取り扱った
1.西国立駅周辺地域のまちづくり構想について
2.立川市橋りょう長寿命化修繕計について、その変更点
3.曙三東第二公園(仮称)整備についてを説明していきます!
1.西国立駅周辺地域のまちづくり構想について
…最初に 「まちづくり構想」 とは?
本構想は、JR 南武線の鉄道⽴体化を⾒据えたまちづくりに取り組む際に、地域の方々と⾏政、
関係機関等が「まちの将来像」を共有することを目的とし、協働してまちづくりを進めるための指針となるものです。
なお、本構想は、⻄国⽴駅を中⼼としたエリアにおけるまちづくりの方向性を示すものであり、
本構想により新たな権利制限が加わるものではありません。
(西国立駅周辺まちづくり構想(原案)より抜粋)
というものです。簡単に言うと、東京都とJRが西国立駅(南武線)の高架化を機にもっと便利な街にしよう!という構想です。
現在の西国立駅(西国立駅は出口がこの一つしかありません)です。ご覧の通り駅前は狭く、
撮影者は駅前の道路から撮影してもこのぐらいの広さしかありません。
まちづくり構想では、この西国立駅を中心に周辺にタクシーやバスの停留所を作るインフラ整備や緑を増やしたり、憩い・交流の場を作ったりしていく予定です。
ですが、問題点は場所が狭いことです。この状況に対して東京都は周辺の建物の都合上これ以上土地を広げられないので、
「JRと協力して電車を高架化させよう」ということがこの構想の大前提となっています!
とっても凄い構想ではありますが、構想が大きければ大きいほど不安は尽きないものです。
今回、山本さんは本構想のあいまいな部分についてまちづくり推進課長に質問していきました。
この構想がいくら素晴らしいものでも、そもそもの南武線高架化が進まなければ全く絵に描いた餅。
「高架化するためのスケジュールや具体的な内容は?」、「高架化までに時間がかかるのであれば、それまでの暫定的な計画や絵図も描く必要があるのでは?」という率直な疑問をぶつけていました。
~山本さんの質問~
Q1:本構想を進めていくうえで、JRの高架化が大前提となっているのですか?
A:南武線の鉄道立体化が基本にあるので、JRの高架化は見据えていきたいです。
Q2:立体化が前提なら、立体化の構想が具体的に決まらないと、周辺地域の構想も定まらない(定まっていない)ということですか?
A:定まってないです。だからこそ立体化をどのようにするかが重要だと思います。
Q3:立体化の主導権はだれが握っているのですか?また実現に向けて課題などはありますか?
A:立体化は東京都とJRが調査しており、その中で国と東京都で協議してます。現在調査中だが、今現在で課題等は上がっていないです。
Q4:構想について進捗が不透明に感じるのですが、都やJRでお話しできる機会は設けられるのでしょうか
A:定期的なものは予定していませんが、ヒアリングなどは行っていきたいです。
Q5:構想において開始から完成までに20~30年かかるかんじですが、完成するまでの間の街並みについてどうしていこうと考えていますか?
A:駅前には国有地を含む更地が多くあります。今後は財務省と今後の暫定的な利用について協議していきます。
↑駅前の更地。構想のために必要な土地だったとしても何十年も更地のままに寝かしておくわけにはいかない。
といった感じです。長々とした文章で大変申し訳ありません。質問した内容についてまだ2と3が残っているので今後続編を発行します。
閲覧していただきありがとうございました!それでは!