富山県の富山市と魚津市に、立憲ネット緑たちかわ会派で視察に行ってきました。
1日目:富山市「まちなか総合ケアセンター」
初日は富山市の「まちなか総合ケアセンター」を訪問しました。この施設は、「産後ケア応援室」、「まちなか診療所(在宅医療)」、「病児保育室」、「こども発達支援室」など、多様なサービスが集約された施設です。
特に感銘を受けたのは在宅医療の取り組みです。立川市を含め、多くの地域で通院が困難な人々は、施設入所や入院を余儀なくされるケースが多い現状があります。これに対し、富山市では訪問診療を通じて、通院が難しい方々が自宅で生活を続けられる環境を提供しています。「自分の街」「自分の家」で暮らし続けることができるようにする施策は、これからの社会においてさらに普及すべきだと強く感じました。
2日目:魚津市「ゼロカーボン事業」
2日目は、魚津市の「ゼロカーボン事業」について学びました。魚津市は、きれいで豊富な水資源に恵まれた町であり、その特性を活かした小水力発電などの取り組みを進めています。しかし、一方で水利権や市役所のマンパワー不足といった課題があるとのことでした。
ゼロカーボンに向けた政策の実現には、多くの障壁が伴いますが、魚津市の取り組みを参考にしつつ、立川市においても何ができるかを考える機会となりました。今後も、環境に配慮した政策の模索が求められると感じました。
今回の視察を通じて学んだことを、今後の施策に役立てたいと思います。
富山市の在宅医療に携わる先生と
病児保育室の様子
魚津市役所前にて
魚津駅前からの景色。立山連峰の迫力!