6月7日(金)に一般質問が終わりました。
テーマの一つであったマイクロプラスチック問題について報告します!
【人工芝について】
人工芝がマイクロプラスチックの発生源になっています。
多摩市では市のテニスコート等に使われている人工芝も摩耗した芝が河川に流出しないよう、対策をしています。
立川でも同様に対応していけるよう、求めました。
市としては、多摩市の取り組みは先進事例でまだ実証実験の最中でもあることから、様子見という状況…すぐの対応は難しそうですが、大規模改修や芝の張り替え時にはこうした観点を取り込むことを強く求めました。
【市内河川のゴミ投棄状況について】
残堀川や多摩川、玉川上水などを見るにつけ、細かいごみも含めると、結構たくさんごみが落ちていることがわかります。
川のゴミはこのまま海に流れ込んで環境に悪影響を及ぼしてしまうので、何とか河川のこまめな清掃などができないか求めました。
本来の管理責任者は多摩川は国土交通省、残堀川や玉川上水は東京都であり、市としてできることが少ないのが正直なところ…しかしそうはいっても、地元の河川の状況を把握している、また地元河川への愛着や思いも地元の方が強いはずです。
清掃の強化ができないか、質問しましたが、やはり本来の管理者ではない市には限界があるとのこと。また市で年1階主催している多摩川クリーンアップキャンペーンについては参加者増加の工夫をしていくとのことでした。
【プラスチック使用抑制について】
先進市では「プラスチックごみゼロ宣言」など出している自治体はあるものの、そうした自治体であっても取り組んでいる内容はマイボトル、エコバッグの推奨などに留まっているところが多く、抜本的な解決策を提示できている自治体はありません。しかし、「プラスチックによって深刻な環境汚染が起きているということ、プラスチックの環境への流出抑制が課題でプラスチックの使用を抑制していくべきである」という趣旨を次期環境基本計画においてこうしたことを盛り込むことは意義のあるものではないかと思うので盛り込むよう要望しました。市としても現在の策定中の環境基本計画においてもそうした観点が議論されているとのことで、次期計画には盛り込まれていくのではないかと期待しています。