立川市議会議員の山本ようすけです。
先日の一般質問の動画が公開されました。
↑議会で録画されるビデオは恐ろしく画質が悪い(笑)
以前、議会で画質の向上を求めたことがあったんだけど、びっくりするくらいの見積もり金額で見送った経緯がありました…
下記の4点の質問をしました。
①若者政策
②気候変動対策
③生活困窮者支援
④選挙事務
是非こちらのURLからご覧ください!
ダイジェストに結果を記します。
①若者政策
これは私が27歳の時の最初の選挙で一番に掲げていた政策で、
若者が政策立案等に参加できる機会の拡大が必要とし、
愛知県新城市の若者議会(←1000万円の使い方を若者と若手市職員で議論して実現させる制度)を紹介しました。
答弁⇒若い人たちが主体的に考えて実行できる場があることは興味深い。行政計画の策定にも若者の意見を聞く場を設けている他、若い人たちが本気でやりたいことに向き合えるように、若者の提言を事業化できる若者会議の設置を検討していきたい。
【以下、使ったスライド(一部)】
↑若者は投票率が低く、投票している人の割合では30代まではたったの18%、
対して60代以上が47%…つまり全ての票の半分近くは60代以上の人たちに支えられているということだ。
↑市民アンケートから、若い人は地域行事に参加していないという実態
↑しかし「まちをよりよくするために、地域のイベントや行事に参加したい」という思いは若者ほど意欲が強い!
若者が市政に参加できる取り組みとして愛知県新城(しんしろ)市の若者議会という取り組みを紹介。
写真は5年前、議員なりたての頃に視察に行ったときのもの。
若い人たちで活発な議論ができるような工夫が随所にみられる
若者議会で実現したことの実例
↑実例② 学習スペースに着目したり、インスタを使うなど、若者らしい政策が実現している。
②気候変動対策
今年7月、グテーレス国連事務総長は「地球温暖化から地球沸騰化の時代を迎えた」と警鐘を鳴らしています。
言うまでもなく気候変動対策は待ったなし。
少しでも危機感を持って、電力調達や公共施設での再エネ導入と省エネの徹底をする他、市域全体でも再エネ切り替えに対する補助など、対策を早急に検討して欲しい。
答弁⇒今後は公共施設においてZEBを目指すようにしていく、再エネ100%の電力調達は目指していく。市域全体については来年度計画を策定し、再来年度からその計画を実行に移していく。
③生活困窮者支援
今回は居住と食の確保について取り上げます。さんきゅうハウスの活動を通じても食住に事欠く人たちが増えています。食と住、それぞれの観点から支援の拡充を求めます。
答弁⇒食:フードバンク等の食の支援は砂川地域が手薄だという課題を感じている。工夫が必要だと考えている。
住:居住支援協議会は年々事業の拡大と共に利用者も増加、困難事例も増加している。今後は協力してもらえる機関を増やしたり関係性を深めるなど、一層支援できる幅が広がるように努める。
④選挙事務
先の市長選挙の投票率は37%…依然として低い状況です。
一番大きな要因は選ばれる側が魅力的な政策、魅力的な選挙をできていないという反省もありますが、より簡便に投票できる体制を構築していくことは必須です。
今回の選挙でも選挙公報の未配があったとの連絡があり、富士見町団地などにアンケート調査を実施しました。
答弁⇒市議選での選挙公報の未配、遅配を踏まえ、今回は委託の仕様を見直した。今回の配布部数を勘案すると概ね配れていると考えている。ただ、配り漏れなどがあれば、対応していきたい、投票所の管理をしていた職員等から実態把握には努めようと考えている。
【以下、使ったスライド(一部)】
↑実施した富士見町団地アンケートの概要
↑アンケート結果。サンプル数が少なすぎて必ずしも有意な結果を出せなかったことが大きな反省点。
ただ、この結果は選管の方で預かってもらえるとのことだった。